OBS大分放送

高齢者施設の面会緩和 感染予防対策第一は変わらず【大分】

新型コロナの感染が落ち着き高齢者施設では長い間中止されていた面会を再開するところもあります。感染対策と家族の思い、現場を取材しました。

(施設職員)「面会のご家族だけはこちらで受付をしてもらってます検温をして手洗いうがいをしてもらって(外で)待機して待っていただてます。」

(記者)「これ以上は入れない」

大分県佐伯市の特別養護老人ホーム「長良苑」。現在およそ100人が生活していて平均年齢は90歳です。新型コロナの影響で1年半ほど家族との面会を中止していましたが9月下旬から別棟を設け面会に対応しています。

(山城勢津子介護主任)「制限が2人までなので交代で来ていただいたりすごく喜んで(もらっています)多い時は4組ほとんど毎日のように」

大分県は10月九州で初めて高齢者施設に対して面会制限を緩和する基準を示しました。ワクチンの2回接種などを条件としています。

この日面会室を利用したのは御手洗末子さんの家族です。近くに住む娘の山田由香さんが訪れました。

(娘)「元気?きょうは孫も来たよ外におる見える?」

末子さんの孫と、ひ孫2人も来ていましたが入室は2人までのため外から面会しました。面会室には空気清浄のダクトが取り付けられています。机の間にはアクリル板が設置されていて手や体などに触れることはできません。

(娘)「上の子が保育園に行きだしたから相当しゃべる手を振りよん元気がいいわあお母さんも元気にならんとね」

(娘)「最初は娘ということがわかっているのか不安になったりするんですけど会話しだしてからは「お前来てくれたんか」という感じでわかってくれているのでほっとしました」

2回の接種後でも感染してしまう「ブレイクスルー感染」。病院や施設でクラスターの発生も相次ぎました。施設の面会で留意すべきことは?

(大分大学医学部・西園晃教授)「感染防止策をおろそかにすればブレイクスルーは起こりうる相手は高齢の方ですしかかったら普通の人よりは重症になる可能性が高いということを念頭に置いてちょっとずつ緩めていくのが一つなのかもしれません」

一方3回目のワクチン接種に向けた準備も動き出しています。

(大分市・佐藤樹一郎市長)「接種券の発送が11月30日にまず医療従事者そして1月14日からは65歳以上の施設入所者」

(医師)「ちくっとしますよ」

大分市の「グリーンガーデン富士見が丘」では例年より早く入居者と職員のインフルエンザワクチン接種を始めました。コロナワクチンの追加接種も考慮して計画を立てていますが高齢者施設ゆえの悩みもあります。

(施設長)「3回目もありますので早目に接種しようということで今日から職員とともに打つようになりました利用者様の体調にもよりますのでスケジュールが変わったりするので大変ではあるんですがそこは一番重要事項として私たちが考えていこうと思っています」

(大分大学医学部・西園晃教授)「コロナもインフルエンザも感染の仕方は大体同じような経路なので共通な注意点だけ守っていただければマスク手洗い体調が悪ければいかないそれに尽きます」

第6波やインフルエンザなどへの懸念もある中高齢者施設では制限が緩和された面会を続けていくため感染対策を徹底する日々が続きそうです。

2021/11/25(木)のOBS大分放送ニュース
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