佐伯市が議会の反対で独自食事券発行を見送り

佐伯市は12日、国のGoToイートにさらに5000円分を上乗せする独自の食事券発行に向けた補正予算案を議会に提出しました。

しかし議員から反対意見が相次いだため、市は食事券の事業を今回は見送ることを決めました。

12日開かれた佐伯市の臨時議会で田中利明市長は新型コロナのワクチン接種体制を確保する経費に加え、市独自の食事券を発行する事業費を盛り込んだおよそ1億2500万円の補正予算案を提出しました。

このうち食事券は1万円で1万2500円分となるGoToイート「おおいた味力食うぽん券」にさらに5000円分を上乗せするもので事業費7800万円余りについては市の財政調整基金を取り崩す計画でした。

しかし、議員からは「緊急事態宣言が出されている時期に行う事業ではない」「感染対策に逆行している」などと反対意見が出ました。

結局市は食事券の発行事業を今回は見送ることを決め、ワクチン接種関連の費用のみを盛り込んだ予算案に修正しました。

OBSの取材に対し田中市長は「佐伯市の感染例は昨年7月以降12例と少なく緊急事態宣言が発令された地域と同程度の対応策を求める市議会との見解の相違があり大変残念です」とコメントしています。

2021/01/12(火)のOBS大分放送ニュース