時短営業解除から1か月【大分】

大分県内全域の飲食店への営業時間短縮要請が、解除されてから1か月が経ちます。新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けた飲食店には徐々に客足が戻り回復への兆しが見え始めています。

大分市六坊北町で50年以上にわたって酒類を取り扱う佐藤俊治酒舗。こちらではホテルや飲食店などおよそ250社に対して酒や飲料水を卸しています。

(佐藤俊孝社長)「以前よりは随分お客さんが戻ってきた。特に若い方が頻繁に都町を中心に出てくるようになりました。」

時短要請の期間中は、休業した取引先も多く、業務用の売り上げは前年の同じ時期と比べ半分まで落ち込みました。しかし、時短解除から1か月が経過し、徐々に取引先からの発注が回復してきているということです。

(佐藤俊孝社長)「コロナが終息したらかなりの勢いで数字が戻ってくる感触は得ている。ワクチンが普及してコロナのない世界に早くなってほ

しい。」

大分市の繁華街はー

「午後7時を過ぎた大分市中央町です。時短要請の解除から1か月中心部は活気が戻ってきた印象です。」

こちらは6月14日、時短要請が解除された初日の大分市中心部です。

それがこの日はー

少しづつ人通リが増えてきた様子でした。

(街の人)「だいぶん人が戻ってきた。時短営業解除されてから。」

「スナックとか居酒屋も潤っていると思います。このまま活気が続いてほしい。」

「失礼します生ビールです。」

大分市中央町にあるこちらの店では、団体の予約はないものの3人から4人のグループ客が訪れ、売り上げは時短要請の期間と比べ3倍に増えたということです。

(客)「久しぶりに団体で飲めるのは改めて楽しい。」

「9時までの営業の頃に比べたら皆さん我慢の限界が来ていると思うけど随分、戻ってきている感じ。」

しかし、1週間先までの予約は入っていますが、それ以降は不透明だと話します。

(無敵のおやじ・佐野正嗣代表)「ほとんどお盆の予約は入っていない通常は夏休みに入る前になったらお盆の間の同窓会や若い人たちの予約が入りますがまだ、全然。マスクを外して会食できるように安全ですよと宣言が出るのをひたすら待ってそこに向けて土台をしっかり固めておかないと。」

一方、都町に店をかまえて46年目を迎える「BarCASK」時短要請の期間は開業以来、初めて1か月間の休業を余儀なくされました。

(BarCASKマスター・佐藤昭次郎さん)「予想してたいたよりは良いですが昔には戻っていない。まだまだダメと思っていましたが週末はかなり客が来ているので少しは戻ってきている。」

時短要請の解除以降はサラリーマンを中心に少しづつ客足が戻りましたがこの状況が続けば日本のバー文化が衰退すると危惧しています。

(BarCASKマスター・佐藤昭次郎さん)「生涯ここでカクテルをつくっていきたいと思っていますのでバーの文化を消したくない。コロナ禍がこのまま続くと消える可能性があるので自分の店だけではなくほかのバーも灯を消さないように私たちが頑張って努力してお客さんを誘致しないと難しいので灯を消さずにやっていきたい。」

徐々にコロナ禍から回復の兆しが見えてきた飲食業界ー。関係者からは更なる客足の回復に期待が膨らんできています。

2021/07/15(木)のOBS大分放送ニュース