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保育園パワハラうつ病訴訟判決で原告が勝訴

保育園の業務を巡りいじめやパワハラでうつ病を発症したとして元職員の女性が損害賠償を求めている裁判で大分地裁は原告の主張を全面的に認め、大分市内の民間保育園に2760万円余りの支払いを命じました。

この裁判は2015年11月大分市にある小中島保育園の元職員・佐藤真奈美(55)さんが雇用契約上の安全配慮義務違反があるとして訴えを起こしたものです。

佐藤さんは2008年頃からおよそ1年半に渡り、園長や保育士から脅迫や無視などのいじめとパワハラを受けて、うつ病と診断されおよそ2960万円の損害賠償を求めていました。

大分地裁で開かれたきょうの判決公判で、鈴木和典裁判長は「被告の対応は労働者である原告が労務を提供する過程において安全と健康を確保するために十分な配慮をする義務に違反するもの」と指摘し、原告に対するパワハラやいじめを全面的に認め、小中島保育園に対し2760万円余りの支払いを命じました。

25日の判決を受け佐藤さんが心境を語りました。

一方、被告の弁護士は「主張が認められず遺憾。

判決文を精査して今後の対応を検討したい」とコメントしています。

2020/09/25(金)のOBS大分放送ニュース