
県内で新たに7人感染・別府市の飲食店にPCRキット配布
新型コロナウイルスに県内で18日も新たに7人の感染が判明。
高齢者が発症から3日目で重症化したケースも確認されました。
感染が確認されたのは県内在住の男女7人で、内訳は大分市が3人別府市と日出町がそれぞれ2人となっています。
このうち、日出町の2人はクラスターが発生しているサンライズ酒井病院の入院患者(いずれも80歳以上)です。
今月4日以降、この病院で感染したとみられる人は17人に上っています。
一方、18日感染が判明した別府市の女性(70代)は基礎疾患はありませんが、発症から3日目で重症になりました。
県は急激に肺炎が重症化するおそれもあるとして、息苦しさを感じる場合は早めの受診を呼びかけています。
一方、別府市では市内全ての飲食店を対象に18日からPCR検査キットの無料配布を開始しました。
対象となるのはおよそ600店舗で飲食店を安心して利用してもらう狙いがあります。
市役所にはさっそく飲食店の関係者が訪れ、職員から検査キットを受け取っていました。
PCR検査の結果は提出から4日程度で判明するということです。
PCR検査キットの受け付けは今月29日までで希望すれば今年3月までに3回受け取れるということです。