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暑さに強い米の新品種「なつほのか」試験栽培の結果は?【大分】

食卓に欠かせない米の話題です。現在大分県内で生産されているコメの品種の割合を見てみますと、ヒノヒカリが75パーセントと大半を占め次いでひとめぼれつや姫と続いています。ヒノヒカリは知名度は高いのですが、高温に弱く病害虫も重なって去年は記録的な不作となりました。ヒノヒカリからの一部転換を目指して県が今注目しているのが「なつほのか」。試験栽培の結果が報告されました。

「本気でやった時にどれくらいできるのかやってみるチャンスだと思います。」

大分県の農業普及指導員やJAおおいたの関係者などコメの専門家による検討会が26日開かれ、期待の新品種「なつほのか」の本格導入に向けた検討が進められました。大分県が今年度、試験栽培に取り組んだ「なつほのか」は大分県の主力品種の「ヒノヒカリ」に比べて高温に強いが特徴ですでに鹿児島県と長崎県で導入されています。

(県農林水産部集落営農班・財前裕一さん)「田植えから生育を見たが非常に生育途中も良くて出来としても収量がいいし品質も結構高いものが取れたと思っている。」

大分県内22か所での試験栽培の結果、ヒノヒカリに比べて収穫量が多く品質の低下が少ない傾向があることがわかりました。そして普及の要となる肝心の味はー26日の検討会ではヒノヒカリと食べ比べる試食会も行われ、コメの専門家たちも可能性を感じていました。

(参加者)「粘りもあって結構おいしかったと思う。しっかりとコメの味もあってヒノヒカリと遜色ないくらいでとてもおいしかった。みんなに食べてもらえれば納得してもらえると思う。」

(大分県農林水産部集落営農班・財前裕一さん)「ヒノヒカリと同程度もしくはヒノヒカリよりおいしいという評価をいただいている。置き換わる可能性が十分あるしそこを狙って推進をしていく。」

期待の新品種「なつほのか」大分県は来年、全体の5パーセントにあたる1000ヘクタールでの導入を目指しています。

2021/11/26(金)のOBS大分放送ニュース
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